全真言宗青年連盟(略称:全青連)は、昭和55年(1980年)に、真言宗宗祖弘法大師の教義を根底として、全真言宗青年僧侶が一丸となって、鎮護国家・済世利人の実践に邁進すると共に、相互理解を深め親睦・協力をはかることを目的に結成しました。真言宗各派総大本山会加盟18本山並びに関係宗団所属の青年教師会及びその会員により組織されています。
この度、全真言宗青年連盟理事会において皆様方のご推挙を賜り、平成二十四年度より理事長の大役をお引き受けすることとなりました清雲俊雄です。
もとより浅学菲才の身、任重きところではございますが、先輩諸師が築き上げて来られました業績、伝統を継承し更なる興隆発展を目指し、職務を全うすべく専心精進して参る所存でございます。
当連盟は、真言宗各派大本山会に加盟する十八本山、並びに関係宗団の青年教師会及び会員により組織されており現在六千名を超える会員が所属しております。この全真言宗青年僧侶が宗祖弘法大師の教義を根底とし、一丸となって鎮護国家、済世利民に邁進すると共に、相互の理解を深め親睦、協力をはかることを目的としております。
昨年発生いたしました東日本大震災は、日本史上まれにみる甚大な被害をもたらした大災害でありました。当該地域の真言宗の寺院また檀信徒の皆様方に改めて衷心よりお見舞申し上げます。
私達が共に生きる現代は、利便を追及し急速な発展を遂げた結果、宇宙、自然への崇敬の念、共存共栄の精神が失われ、今回の原発問題、また現代人の精神の貧窮等の問題に繋がっているといわれております。この時代に私達は機縁により宗教者として生命をいただいております。今、自分に何が出来るのか!広く社会に目を向け真剣に考慮し実行していくことが私達の責務であります。震災以降、各派青年会におきまして、また長岡理事長のもと当連盟におきましても復興支援活動、募金活動が積極的に展開されてまいりました。
今後も起こりうる様々な問題に青年僧らしく即応し活動していく所存でございます。皆様方におかれましてもご協力賜りますよう切にお願い申し上げます。
昨年の結集におきまして担当いただきました御室派青年教師会の実行委員長が謝辞の中で「真言宗は一つなんだ!と実感した。」とお話されました。当連盟は宗祖弘法大師の精神を胸に共に祈り、共に行ずる法友の集団であります。真の繋がりをより深め、意見を交わし合い、共にエネルギーを蓄え成長する場を作りたいと思っております。
何卒、前任者同様、格別のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げ、就任のご挨拶とさせていただきます。
役職 | 氏名 | 会派 |
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理事長 | 清雲 俊雄 | 智山 |
副理事長 | 髙橋 將雄 | 豊山 |
副理事長 | 岩田 慈光 | 高野山 |
副理事長 | 亀山 亮禅 | 御室 |
監事 | 青鹿 秀教 | 新義 |
監事 | 蒔田 大就 | 醍醐 |
顧問 | 上杉 雄猛 | 高野山 |
顧問 | 坂井 智空 | 豊山 |
顧問 | 長岡 誠宏 | 御室 |
事務局長 | 長尾 良智 | 御室 |
CS委員長 | 江頭 隆光 | 善通寺 |
災害救援局長 | 内藤 隆維 | 智山 |
事務局次長 | 武田 靜典 | 智山 |
役職 | 氏名 | 会派 |
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事務局次長 | 麻生 裕雄 | 醍醐 |
会計 | 中原 康雄 | 大覚寺 |
事務局員 | 富田 道興 | 豊山 |
事務局員 | 塚田 宝貴 | 豊山 |
事務局員 | 江連 俊隆 | 智山 |
事務局員 | 岡部 快雅 | 智山 |
事務局員 | 藤本 明大 | 大覚寺 |
事務局員 | 矢島 啓史 | 新義 |
事務局員 | 宮守 宏匡 | 高野山 |
事務局員 | 中村 寛星 | 高野山 |
事務局員 | 國定 晃淳 | 三宝宗 |
事務局員 | 友繁 照快 | 御室 |
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